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2025年1月本格稼働に向け、神石高原町にバイオマス発電所建設開始
ツネイシグリーンエナジー株式会社は、2025年1月からの本格稼働に向け、広島県神石高原町にバイオマス発電所を建設します。発電による排熱は、隣接の温泉施設「光信寺の湯 ゆっくら」で活用されます。
このバイオマス発電所では、発電実施期間20年間で発電量125,136,000kWh、69,450,480kg-CO2の排出削減する見込みです。発電された電力はデジタルグリッドを活用した運用検討を行います。発電所排熱を利用する「光信寺の湯 ゆっくら」は、温泉施設ボイラーで使用している重油を削減することで年間590,780 kg-CO2の排出削減につながる見込みです。
光信寺の湯 ゆっくら 公式WEBサイト
http://www.yukkura-kohshinji.jp/
また、このバイオマス発電所建設資金の総額 9 億円の融資はグリーンローン(※1)が適用によるシンジケートローン組成です。株式会社商工組合中央金庫(以下、商工中金)ともみじ銀行が共同アレンジャーとなり、しまなみ信用金庫の参加、地域金融機関との協調によるシンジケートローン契約締結の運びとなりました。
当社は、再生可能エネルギーの導入による地球温暖化の抑制、地域の豊かな自然資源の適切な管理の両立、地域性を重視した事業構築を目指してまいります。
【シンジケートローンの概要】
組成金額 9 億円 (コミット型タームローン)
共同アレンジャー兼エージェント:商工中金(3億円)
共同アレンジャー:もみじ銀行(4億円)
参加金融機関:しまなみ信用金庫(2億円)
契約締結日:2023年12月15日
(※1)グリーンローンについて
グリーンローンとは、商工中金が融資先のグリーンプロジェクト(明確な環境改善効果のある事業・設備投資)をサポートする融資です。グリーンローン原則に適合した融資スキームにより、適合性について商工中金または外部評価機関が評価を行い、透明性を確保するスキームです。商工中金は、グリーンファイナンスフレームワークを策定し、本フレームワークに則って実施される融資が各国際原則等に適合していることについて、株式会社日本格付研究所より評価書を取得しています。